「マンドラゴラ」「準備」の仕様について 満月の夜 ~鏡の中の悪夢~
ありがたいことに先日投稿した誤訳・謎訳の記事にコメント&御質問をいただきました。
コメントでの返信でもよかったのですがはてぶには返信機能が無いので相手に伝わるのが遅くなる可能性があり、
また当ブログをご覧になる他の方にも情報をお伝えした方が効率が良いと考え、「マンドラゴラ」及び「準備」の仕様を記事にしてみました。
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どうしてこうなった?「鏡の中の悪夢」 カードテキスト誤訳・謎訳訂正表
満月の夜、及び鏡の中の悪夢はバグこそ少ないもののカードテキストの誤訳が非常に多いです。
せっかく良いゲームなのに怪しい日本語に警戒してプレイしない人が出てきてはもったいないので、
当記事では実際の挙動を確認したうえでの誤訳の訂正を書いていきたいと思います。
全ての誤訳を訂正しきるのは恐らく無理なくらい多いんですが、ゲームへの不信感が少しでも無くなれば御の字です。
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満月の夜 9/9アップデート 新ゲームモード~鏡の中の悪夢~ 紹介記事
iOS/Androidアプリ「満月の夜」の新ゲームモードがついに解禁されましたね。
満月の夜を既に遊んでいる方も、初めての方もこれを機会に始めてみましょう。
●「満月の夜 ~Night of full moon~」とは?
iOS/Androidで販売されているSlay the Spire(以下スレスパ)ライクゲームです。
スレスパと比較すると難易度は低く、
コンボによる爽快感やHearthstone(以下ハース)のようなRNG要素を楽しめるカジュアルなソロ用デジタルカードゲームです。
「満月の夜」の魅力を箇条書きで書いていくと
・買い切りゲームなので手軽。追加課金もあるが総額で1000円程
・魅力的な音楽
・童話を基にした可愛らしさと不気味さが同居する世界観
・戦闘中以外いつでも中断セーブ&再開可能
(戦闘中もアプリを落としたりしない限りは再開可能)
・通信の影響を受けない。バグやラグが一切ない。
オフラインでもローグライクやDCGを楽しみたい方にお勧めのゲームです。記事の続きでは鏡の悪夢についての簡単な解説を書いていきます。
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満月の夜 初心者攻略 レンジャー デッキ紹介① ディスカード軸
初期武器とは関係ないですが、レンジャーで最も簡単に組めて、かつ最も強力なディスカードデッキを紹介します。
まず、このデッキは満月の夜をある程度遊んだプレイヤーならあえてこのデッキを避ける縛りを設けるくらいに強力です。
デッキの強さを簡単に書いておくと
・初期クラスの騎士を上回る瞬間火力
・シスターを上回る回復力
・豊富なドローによって事故が少ない。
・苦手な敵もほとんどおらず、必須カードも少ない
など至れり尽くせり。
ノーマルだけでなくハード、ないし最大難易度の悪夢すら易々と駆け抜けられる初心者から上級者まで使える最強デッキです。
推奨アクション:3〜
必須カード
シナジーがなくとも手札の弱いカードを代償に0アクション2ドローできるためディスカード軸以外でも重宝する。
取捨選択と合わせることでノーコスト・リスクで2ドローできる。基本的に素で使うことは無く、シナジーが来るまでは手札に抱えておくのを推奨する。敵の手札を捨てる攻撃に対してのカウンターにもなる。
取捨選択と比べると単体の性能が弱いのでディスカード以外で取ることは少ない。(以下二枚も同じ)
シスターよりも安く、簡単に回復できてしまうおかしなカード。これの回復とコンボによる大ダメージで早期決着を狙えるため回避や死守が拾えなくても大抵どうにかなる。
ディスカ軸のダメージ源。序盤から安価で購入できる上に未強化でも貫通10点が出せるので全クラスぶっちぎりの火力を叩き出せる。
実績無しに入手できるこちらの4枚ですが、もうこれだけ揃えばほぼ完成です。あとは発動機会を増やすため同じカードを複数入れたりしましょう。
「他の効果によって捨てられる」という条件に関して、これは厳密にはターン終了時手札の上限を超えたカードを捨てる時「以外全て」を指します。祝福・敵の攻撃や能力、デバフなどにも反応するため発動機会は思っている以上に多いです。
推奨カード
取捨選択と比べるとよりディスカード向けに特化したカード。デッキをより早く回転できるのでこれがあると毎ターンコンボを発動しやすい。
実績「狂戦士」(与ダメ1000)で解禁。繰り返しプレイしていれば簡単です。
ドローで手札を溜め込むと莫大なパワーを生む。
手札のカードがなく、捨てるカードがない場合でも問題なく使用できるため0アクション2ドローとしても使える。
実績「頑丈」(初期体力が130以上)で解禁。ノーマル騎士で名誉(王冠のマーク)を積極的に取り、薬剤師マスでHPを重点的に強化すれば簡単に達成できます。
ディスカードしてもコピーが手札に戻ってくるので、これ一枚で複数のディスカードドローを活用できる。
おすすめ装備
コンボのついでにダメージを稼いでくれる手軽なダメージソース。一枚当たりのダメージは微々たる物だがデッキをうまく組めば組むほどダメージ効率は増していく。
ただのドロー用のカードもダメージに変換されるようになる。ディスカード軸は最終的にデッキのカードが行動カードだけになるのが理想なため極まるとやはり凄まじいダメージを積み立ててくれる。
相性の良い祝福
優雅
特に序盤あると嬉しい。初動を助けてくれるので1ターン目からコンボを安定して発動できる。
隠し武器
ドローカードが多く引けている場合毎ターンのコンボの最後に15〜30点を追加で載せれる。序盤に拾えれば雑魚もボスも瞬殺できるようになる。
野生の勘
回復や防御が間に合わない時用の保険。
満月の夜 初心者攻略記事の方針
【方針】
・誰でも組めるデッキを目指したいのでデッキの主軸になるカードはなるべく初期カードプールにあるカード、もしくは低難易度の実績クリア(n点のダメージを与える、n回カードを強化する、など)で解禁されるカードに絞る予定です。
・筆者も全てのカードのアンロック条件を把握してないので紹介するデッキの中に一部ハードモード報酬の強力なカードや祝福が混ざってますがその辺の解説はスルー。ちなみにそれらのカードが無くてもノーマル、ハード前半程度ならデッキ構築や攻略順を工夫すればクリアできると思います。
・このゲームの真髄はデッキ構築だけではないため別途初心者向けに敵モンスターの特徴やイベントの概要なども書く予定。
・周回を重ねるごとに成長を実感する楽しさを味わってもらいたいので記事によってはネタバレを避けるため抽象的な書き方になってしまうかもしれません。ご了承ください。
満月の夜 初心者攻略 騎士デッキ紹介① 手数軸
初期武器の短剣をそのまま使える、攻撃カード(赤色)中心の手数デッキです。騎士のデッキの中でも比較的構築難易度が低く、受けの広いデッキです。
ただ、頻繁にカードを拾っているとデッキの循環が悪くなり、強力なカード(例:羅生門、旋風の斧)を持っていても使う頻度が減ってしまうのでドロー手段(例:挑発、増援)、酒場によるデッキ圧縮、いっそカードを拾わないという選択肢も頭に入れておきましょう。
キーカードは雷の一撃としていますが、最悪無くてもノーマル程度なら簡単にクリア出来ます。
細かいダメージを重ねるデッキなのでゲーム後半に出てくる要注意モンスター「幽霊船長」「デュラハン」に強いです。
キーカード:
使用したターン中、全てのダメージを+1する。この効果は攻撃カードだけでなく行動カードや武器、祝福など全てのダメージに適用されるためダメージを与える機会を増やせば増やすほど効果が増していく。宝剣宝玉、百花繚乱、狂戦士の斧+通常攻撃や灼熱の炎などなど相性が良いカードがとにかく多い。
また、手札は多ければ多いほど良いのでドローカードや臨時カードを生成するカードを持っておくと良い。特にドローカードは手数だけでなくデッキの循環を良くし、雷の一撃やその他の強力なカードを引くまでのラグを短縮できるのでデッキ8枚につき1枚はあると安心。
あると嬉しいカード:
使用したターン中、与えたダメージと同じ量の装甲を得る騎士屈指の壊れカード。騎士はHPを回復する手段が乏しく単純に体力に余裕ができる他、鋭い一撃や棘のバリケードなど装甲をダメージに変換するカードとシナジーがある。
ゲーム後半店に売り出されてることがあるのでステージ3を回る際は100〜120コインあると安心。
貫通ダメージだけはどうしようもないのでシナジーカードを持っていないなら装甲は50程度に抑えて他の行動にアクションを回した方がいいこともある。
予めデッキ内の攻撃カードを厳選することでたった1アクションで強力な攻撃を仕掛けることができる。たとえ通常攻撃☆34枚しか攻撃カードがなくても1アクション20ダメージ。手数が出せるだけでなくotkパーツ*にもなる騎士のぶっ壊れカードその②
実績「狂戦士☆☆」を達成することで手に入るが累計1万ダメージを与えるだけの簡単な実績なのでプレイを繰り返していればそのうちプールに加わる。
*所有:
戦闘前のデッキを指す。戦闘中に追加されたカードは含まれず、除外されたカードも対象として選ばれる。
*OTK:
One Turn Killの略語。特定のカードを揃えることで無限ループや特大ダメージを生み出し1ターンのうちに相手を倒すこと。
この記事では攻撃カードを顔面直撃、シールドブロック、非常食の3枚のみにした通称「斧ループ」を指す。簡単な流れを書くと、顔面直撃で臨時カード生成、シールドブロックの効果により臨時カードを「旋風の斧のコピー」にする。非常食でアクションが回復し、斧を何度でも使える。非常に強力なデッキで、完成さえすればラスボス以外は(運が良ければそれすらも)確殺できるが、構築難易度が非常に高い。
ドロー・圧縮
挑発、戦の角笛、増援、集中、集結の角笛(祝福)など
キャントリップ*効果を持つカードも多少なら拾っても良いが拾いすぎるとデッキが厚くなり、ドローをした際にキーカードを引く確率が低くなるので注意。特に雷の一撃はなるべくターンの最初に使いたいので拾い過ぎには注意。ただ、雷の一撃とキャントリップのチェインも強力なので枚数については好みが分かれるところ。
*キャントリップ:
カードを使用した後デッキからカードを一枚引く効果を持つカード全般を指す。手札を減らすことなく行動できるため1ターンのうちに使えるカードの枚数が増える。
デッキから特定のカードを引く際、デッキの枚数は少なければ少ないほど引く確率は上がる。デッキがキャントリップを持たないカードだらけな上に運が悪いと欲しいカードが全く引けない事態を招くがキャントリップがあれば更なるドローが可能。
要はデッキの潤滑油のようなもの。こう書くといくらでもあって良いものと思われるかもしれないが上の項でも触れてるようにターンの最初に使いたいカードをターンの最初のドローで手札に引き込みにくくなったりするので過度な採用は禁物。
満月の夜はドミニオンやスレイザスパイアと違い、1ターン中にデッキを引き切っても捨て札が山札になることはないのでデッキをキャントリップだけにして無限ループ!というのはできない。
相性の良い祝福:
準備万端
装備品を戦闘開始時にデッキから消せるので初動がスムーズになる。また、手数を補助するカードがあれば早いターンで相手を倒すことができる。
剣術の訓練
毎ターン雷の一撃の効果を持っているようなもので、強力
吸血鬼の宝剣
HP回復手段に乏しい騎士の強い味方。
など